金沢21世紀美術館にて
プールの底にたむろする人たち。
私もプールの底から5月の青空を見上げてみた。
私たちの頭上にある空も、
物理的に切り取られることで
見え方が違ってくる。
ちょっとだけ視点を変えて
世界を見ることは、
とても大事なことかもしれないと思って
この美術館まで足を運んでみた。
ちょうど今は
ヤン・ファーブルと船越桂の
特別展示をしている。
ファーブル氏はベルギーのアーティスト。
独特の自転車文化の盛り上がりを見せる
あのフランドル地方をルーツに持つ。
船越桂氏の彫刻は、本好きの方なら
数々の表紙でご覧になったことがあるだろう。
両氏の作品を手に触れられるほどの間近で
「体験」できるのは素晴らしい機会だと思う。
コメント
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チラッと呟きましたが、その美術館は私の小、中学の学舎だった所なんですよ。
卒業して以来行くことはなく、5年程前に同窓会で金沢へ行った時はもう美術館に変わっており、複雑な思いで訪れました。
でもあちこちに残してくれた校舎の跡や、そのデザインに感謝しつつ、目を赤くしながら親友と共に懐かしみました。
ZUZIE Brosがそこに来てくれたこと、なんだか嬉しくなりました。
>iketty
そうだったのね。
学校は無くなっても、その跡を何らかの形で
残してくれているのはうれしいね。
市民の憩いの場と現代アートと触れる場を
融合させるというアイデアには感心しました。
25年ぶりの金沢探訪は楽しいものになりました。