life is like a bike

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その店の名はButa Ma Mille。
milleはイタリア語で「千」を表すので、つまり豚をガッツリ食べられるバルということです。

店主のみっちょむ氏は前職で飲食業とは別の業界で勤めていました。一緒に飲む時にはいつもイタリアンワインの知識がすごいな、と思っていましたが、好きが高じてまさか自分の店を持つに至るとは。前職退職後はレストランでバイトするなどしながら経験を積み、夢を温めてきたのでしょう。それがこうやって形になると、友人としても感慨深いものがあります。

いつもの仲間で店を訪れたところ、みっちょむ氏はやや緊張した面持ちで迎えてくれました。シンプルながらもイタリアンな香りがする店内に、最初はまばらだったお客はどんどん増えて一時は満席になるほど。身内が多かったようですが、それだけ期待の高さが伺えます。

異業種からの(栄枯盛衰の激しい)飲食業への転身を危惧する声もありますが、かつてマイクロソフトの副社長だったネイザン・ミアボルドが、同社を退社後に料理本を出版した例もあります。料理への情熱があれば道は開けるものかもしれません。

私もこのところ家で料理を作っていますが、家族の分を3食準備して片付けるだけでも大変なのに、小ぶりな店舗とはいえ最大20人近くのお客様のオーダーをさばくことを考えると頭がクラクラします。一定のスパンの後の、オペレーションとメニューの進歩がポイントだと思いますね。頑張って欲しいものです。

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