夜間救急外来のウラ話

先日、土曜の夕方から娘が高熱を出したので夜間救急外来に駆け込んだ。聞いたところでは夜間救急外来の当番の先生が手にする報酬は一晩で10万くらい。開業医の先生は入院患者を持たないので一晩くらい夜勤をしても問題ないが、開業医の先生達だけで回せるわけではないので、勤務医の先生にも担当が回ってくる。通常の勤務医は入院患者を持つので土日も出勤するし、平日でも当直でほぼ徹夜をした翌日にまた通常勤務というようなことをしているわけで、その上に救急外来まで進んでやろうとはいくら割が良くても思わないのだそうだ。そりゃあ医者だって人間だから、休みたいし、自分の時間も欲しいよね。でも医者の少ない地域ではこういった役割が回ってくる率も高いわけで、さらに医者に負担がかかるという負のスパイラルになっている。限界を感じた医者は次々と現場から離れ、病院はますます運営が厳しくなり統廃合が進むというわけ。システムが悪いよね。地方創生とかいう言葉が聞こえてくるけど、地域医療というインフラが崩壊したらそれどころではなくなると思うのだが、まだ手は打たれていないようだ。

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