糖質はいらない (幻冬舎ルネッサンス新書) 白澤 卓二 幻冬舎ルネッサンス 売り上げランキング : 198982 Amazonで詳しく見る by AZlink

最近「危険ドラッグ」なるものが世間を賑わわしたが、タバコや糖質（スイーツなどの甘いものとか、ご飯・ラーメンの類）もついつい手が出てしまうという意味では中毒性があると言えるだろう。この先生は砂糖だけでなく、白米、ラーメン、うどんなども「危険なドラッグ食材」という過激な言い回しをして摂り過ぎへの警鐘を鳴らす。いくらなんでもそれは言い過ぎじゃないの？とは思うけれど、ちゃんと次のような理屈があるそうだ。糖質の過剰摂取＞インスリン（＝老化ホルモン）分泌増加＞インスリン抵抗性＞老化＞早死！　
健康な人はそこまで気にしなくてよいと思うが、明らかに肥満の人やいろいろと数値の悪い人が周囲にいれば、糖質制限が問題の解決の大きな糸口になるかもしれないことは覚えておいてよいだろう。これくらいショッキングなタイトルをつけたのもうなずける。毎日せっせと糖質を接種することに無自覚なままだろうから。