2016年M-1グランプリに思う

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予選を勝ち抜いた8組と、敗者復活の1組を加えた9組の争いはハイレベルで見応えがあった。昨年はテンポの悪さを指摘する声もあったが、今年は冒頭の振り返り映像から本戦に入るまでが短く本戦もテンポよく進み、LIVEの緊張感もあってよい流れだった。

個人的には練られたネタのスーパーマラドーナか、敗者復活で勢いのある和牛かとおもったが優勝は銀シャリ。しかし、いずれが勝ってもおかしくないほどの内容だったので、納得のいく結果だった。

一つだけ違和感があったのは、ボケた相手をツッコミ役がバシバシ叩くというあの風潮だ。「お前そんなこと言うなんて大丈夫かよ?」という意味で軽く背中や胸をトンとするくらいならまだしも、コンビによってはかなりの頻度で相手を叩いていたが、あれは他の地域や国では受け入れられないのではないか。中には上位進出の3組から脱落が決まってカメラを向けられた途端に、別のコンビの相方を殴る人もいたがあれはやり過ぎだ。私は電車内で高校生グループが弱そうなヤツの頭を事あるごとにバシバシ叩くのをみたことがあるが、テレビのお笑いの影響が大きいと思う。

番組冒頭で巨人師匠が「日本の笑いは世界にも通用する」というようなことを言われたが、私はあれでは通用しないと思う。相撲界の「かわいがり」と称した暴力(リンチ)同様、「この業界では当たり前」では済まないものだ、ということは内部の人間にはわからないだろう。

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