life is like a bike

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いよいよ選手達がやってくると、興奮は一気に最高潮に達します。自転車ロードレースの素晴らしい点は、選手と観客の距離が近いことです。ご覧のように山岳ステージでは手を伸ばせば触れられる距離を世界のトップ選手が駆け抜けていくわけです。他にチームのサポートカーやレースの運営に関わるオフィシャルカー、先導のバイク、報道のバイクなどたくさんの車両も選手と共にやってきます。上空ではヘリが5台くらい飛んでいました。

映像で扇子を狂ったように扇いでいるのが私です。「アレ!アレ!」と聴こえますが、フランス語で書くと”Allez”、英語では”Go”の意味、つまり「行け!行け!」と言って応援しています。オレンジ色のジャージの選手はEUSKALTELというスペイン・バスク地方のチームの所属です。

ここに至るまでに選手達は既に峠をいくつも超えて来ているのを観客は皆知っているわけです。しかもほとんどの観客が徒歩か自転車でこの標高2600m以上の場所へ上がってきていて、その行為がどれほど大変か分かっています。それを選手達はものすごいスピードで駆け上っていきます。人間の力でここまでできるのか、という感動と興奮で涙が出そうになりました。

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