【本】戦略がすべて/瀧本哲史

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戦略がすべて (新潮新書)戦略がすべて (新潮新書)
瀧本 哲史

新潮社
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『ほとんどの日本のビジネスマンは「高級作業員」にすぎない、いくら大企業に勤めていようとも、テンプレート化された仕事をより早く、より効率よく行うルーチンワーカーなのだ。(本書より)』 だから戦略的思考を実践する機会も演習量も少ないので、非定型的で非連続的な解を出せない。それができるようになるには、(本書の事例も含めて)ケーススタディを大量にこなすことだ、というのが主旨。AKB48がいかに優れたシステムで運営されているかだとか、鉄道会社のようにプラットフォームを押さえるのが大事だとか、前半は非常に興味深く面白いが、後半の入試や選挙の話は表題とは論点がずれているのではないかと感じた。また、『個人事業主はグローバル資本主義の下では買い叩かれるリスクが増すだけだ』というくだりには、東大、外資系といういわゆるエリートコースをたどってきた著者の視点の偏りを感じた。

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