2026年冬季五輪、ミラノとコルティナダンペッツォで:朝日新聞デジタル
国際オリンピック委員会(IOC)は24日、スイス・ローザンヌで総会を開き、2026年冬季五輪の開催地を、共催を掲げるイタリアのミラノとコルティナダンペッツォに決めた。委員の投票で、ストックホルム・オ…
まだ弟がミュンヘンに駐在していた2014年に、母を連れて欧州旅行をした際にコルティナ・ダンペッツォにも行ったので思い出してみた。
車でミュンヘンから4時間ほど。オーストリアを超えればそこはイタリア。
国境付近はドイツ語とイタリア語併記だったり、レストランのメニューもドイツぽかったりで文化の混じり合う様を感じた。
この山々はドロマイト(苦灰石)と呼ばれる鉱物が含まれているのが特徴。
日本の山々と違い、突然切り立った荒々しい岩肌がそびえ立っている風景に目を奪われる。
そんなドロミテの麓にある小さな街がコルティナ・ダンペッツォ。
こじんまりしてるけど、観光客で賑わって、いい雰囲気。
ここに世界中のメディアや選手や観戦客が押し寄せたらどうなるんだろう。
そんなにキャパは大きくないように見えた。
周辺は世界遺産に登録されていて、見どころがたくさん。
アウトドア好きにはたまらないだろう。
トレッキングの名所でもあるので、私達ももちろん楽しんだ。
こちらの方々は早朝から起きて登る、というよりゆっくりとした時間の流れの中でトレッキングを楽しんでいるように見受けられた。
世界最古のゴンドラに乗って山頂付近へ。
神々の世界へ踏み入ろうとしているのでは、という錯覚を覚えるくらい神聖なものを感じる。
トレッキングルートの宝庫でもあるということは、マウンテンバイカーにとってのトレイルの宝庫でもある。
街でレンタルすることもできる。いまならe-bike を借りるのがトレンドだろうか。
少し足を伸ばせば、ジロ・デ・イタリアで有名な名だたる峠があちこちにあり、サイクルロードレースファンは垂涎ものだろう。
写真を入れたHDDを損傷してしまい、一部の写真が取り出せないのが残念だ。
このあたりには5 Torriと言われる巨石もあって、クライマーがたくさん壁に取り付いていた。
20世紀前半のオーストリア=ハンガリー帝国とイタリアとの戦闘の舞台でもあり、
塹壕などが多く残されていて、歴史好きの方も満足させるだろう。
ドロミテの戦いについてはこちらのブログが詳しい。
そんな魅力たっぷりのドロミテに是非一度、足を運んでみてはいかがだろうか
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。