life is like a bike

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正月休みにクマッチに会うため福岡に上陸した。
ダホンとA-bikeを持ち込み、初日はヒロとポタリング。
村上龍の「半島を出よ」で登場した場所を巡るというテーマ。

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博多駅から大博通りを北上>博多港>大濠公園>ヤフードーム
>百道浜というルート。地図上では右から左の地点へと向かう。
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まずは、博多港へ。目の前には日本海が広がる。
戦時中はここから多くの若者が戦地へ送り出されたが
今はレクサスがここから全国に送り出されている。
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私の後ろに見えるのは博多ポートタワー。
福岡タワーに比べてマイナーな存在。
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港湾地帯を走り抜けて市民の憩いの場、大濠公園へ。
外周(2km)がジョギング、サイクリングコースになっている。
道幅が広く景色が良いので気持ちがよい。
NHKの朝の中継でよく映る場所だ。
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池を眺めながらのんびりするのが気持ちいい。
小説ではここで北朝鮮軍と日本の特殊部隊との戦闘があった。
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唐人町を経て海岸へ。
ヤフードームの隣はシーホーク(JALリゾートシーホークホテル福岡)。
シーホークはダイエーの経営悪化に伴いJALホテルズに運営委託された。
外観は巨大な船をモチーフにしている。
小説中では、北朝鮮軍はドームの北にある能古島に上陸し福岡ドーム
(現ヤフードーム)を制圧。シーホークに本部を置いた。
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シーホークには亜熱帯植物が生い茂る吹き抜けのアトリウムがある。
チャリ部先輩のR氏はここで結婚式をした。素敵なところだ。
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博多湾を眺めながらしばし休憩。
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夕陽を受けるシーホーク。
小説ではここが北朝鮮軍本部と少年達との間で
繰り広げられる激しい戦闘の舞台となった。
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ドームから百道にかけては、海岸沿いにサイクリングロードがある。
潮風で砂が巻き上げられている箇所もあるが、気持ちよく走ることができる。
百道浜は地元の人もオススメの夕陽ポイント。
この日は寒かったけれどきれいな夕陽を見る事ができた。
このあともう少し西の姪の浜まで走る。
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夜は仕事を終えたクマッチと合流して漁師さんが経営する小料理屋へ。
穴子の刺身と炙り焼きがうまかった!
やっぱり福岡の食べものはうまくて安い!
学生時代ここに住んでいた時は、北朝鮮によるテポドンの
発射実験があったこともあり、日本が攻められるなら真っ先に
福岡が制圧されるだろうな、という危機感はどこかにあった。
福岡を離れてしばらくたってから「半島を出よ」を読んだが
当時の緊張感を思い出しながら読んだ事を覚えている。
北朝鮮と日本政府は一日も早く拉致問題を解決して
平和な国交関係を回復してくれることを願う。
旅の方はと言えば、小説で登場した場所を回るのはなかなか面白かった。
これくらいの距離であればA-bikeでも十分走れた。
歩くのでは遅すぎるし、車では速すぎる。
旅をするのに自転車は一番適した手段だと思う。
今年旅の計画をされている方は、是非自転車と共に
行かれてみてはいかがでしょうか。楽しいですよ。

コメント

    • ごる
    • 2008年 1月 16日

    私も仕事で福岡へは時々ですが行きます。
    確かに美味しいものの宝庫ですよね~。
    「一蘭」のラーメン。
    「長野」の水炊きがお気に入りです。。

  1. >ごるさん
    おお、福岡行かれますか。
    一蘭もおいしいですね。
    あれは1人で行くにはいいシステムだとは思いますが。。。
    水炊きも有名ですね。
    学生時代は金がなかったので、実は本当にうまいものを
    あまり食ってないんですよ。また開拓しようっと。

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