life is like a bike

竹田城からの帰り道。

最初に感じたのは上下のヴァイブレーションだった。
減速帯でしょ?と嫁さんは言うが、先週走った時にはなかった気がする。
あまりに長く続くのでおかしいな、と思ったら今度はゴム臭い匂いが
室内に充満し、ヴァイブレーションが激しくなった。

これはヤバイ!
そう感じて直ちに減速。うまい具合に路側帯が大きくとられた場所に停車。
そこで状況を確認しようとして我々が見たものとは、、、



タイヤが、、、、ない。
パンクチャーどころかバースト(破裂)というやつだ。



どう対処すべきか考えた。
JAFを呼んでもこんな田舎(ここは播但道、生野付近)にはすぐ来てくれないだろう。
リアに積んであるスペアタイアをなんとか取り付けてみよう。



スペアタイアとエマージェンシーキットを出してきて
ホイルのボルトを外そうとするが、レンチがはまらない。
日が暮れて真っ暗なのでよく見えない。
状況が状況だけに気持ちが焦る。

そこでディーラーに電話してみることに。
ちょうど出てくれたセールスの方がものすごく冷静に丁寧に
対応してくれたので、気持ちが落ち着いた。
ボルトには盗難防止のためにキャップがついていたので、
それを専用工具で外すと、レンチでボルトを外すことができた。

ジャッキで車体を持ち上げ、スペアタイアと入れ替える。
ここまではなんとかなったが、スペアタイアのボルトが
周囲があまりにも暗いためにうまく入らない。

懐中電灯がなかったので、急遽iPhoneに懐中電灯アプリを入れて
手元を照らして作業を進めた。




こういう状況だったわけです(撮影は嫁)。
高速道路の上で立ち往生というのは気分のいいものではない。
一人だったらかなり不安だったと思う。



ひでえな、こりゃ。
このハプニングのために先生のライブには遅刻。
でも、大事に至らなくてよかった。

スペインの田舎でパンクしたときも焦ったが
今回のように、まさかタイヤがなくなることがあるとは
想像できなかった。人生いろいろあるもんだ。

<まとめ>
バーストの原因はよく分からない。
適正な空気圧と摩耗具合のチェックは定期的にしておこう。

異音、異臭を感じたら、無理をせず急激な旋回、減速をせず
ゆるやかに停車させよう。
例え1車線の高速道路でも、よく見れば危険回避の安全帯が
ところどころに設置されている。そこまでなんとか辿り着こう。

もしも車線側(右側)のタイヤがパンクまたはバーストしていた場合
作業をしないでJAFを呼ぶべきだ。 停車後、道路側で作業をしていると
走行している車にはねられて重大な事故につながる可能性が高い。

停車中はハザードランプの点灯に加え、三角停止板の設置をしよう。
現場の少し手前から後続車によく見える位置に置くとよいだろう。

タイヤの交換、ジャッキアップの作業は大して難しいものでも
大きな力がいるものでもない。やり方が分からなければ
ディーラーや詳しそうな人に聞いてみよう。

<車に備えておくとよいもの>
・軍手(ホイルはブレーキカスで真っ黒になっている)
・懐中電灯(なければ懐中電灯アプリなどを使うとよい)
夜の作業は手元が暗ければどうにもならない。

コメント

    • shio
    • 2012年 11月 28日

    アウディは基本的にFF(4WDだとしてもベースはFF)なので、
    駆動輪である前輪にスペアタイヤは推奨されません。
    面倒でも健全な後輪を前輪に、スペアタイヤを後輪に回した方がさらに良いです。
    また、スペアタイヤも、パンク修理キットも、近くのディーラーや修理屋、
    あるいはタイヤ屋までの応急処置的なものです。
    スペアタイヤで高速を走る際はできるだけゆっくりと走るように心がけるといいと思います。

    後、三角停止板を積んでおくとさらに良いと思います(実は義務です)

    しかし、ホイールまで逝ってそうなので、高くつきそうですね。。
    サスがどうなってるかも心配ですが。。

    • shio
    • 2012年 11月 28日

    スペアタイヤを後輪への間違いでした。

    • shioちゃん
      さすがプロ。的確なアドバイスありがとう。
      車はこの週末にディーラーに持っていく予定。

      三角停止板は積んでたんやけど
      窪みの路側帯に寄せてハザード出して安心して
      出すの忘れてたわ。

      サスまで逝ってないことを祈る!!

  1. ご無事で何よりです

    私もスキーの帰り、阪神高速で、車ががたつき、止まろうと思ったけど、路側帯が狭くて止めにくい。
    芦屋出口まで頑張って、高速を降りようとしたけど、ついにハンドルを取られて、制御困難になりました。何とかぶつからずに道路の端に車が止まった時は、本当にほっとしました。
    出てみるとタイヤがバーストしてました。

    JAF呼びましたが、私のせいで渋滞発生。「芦屋ランプ手前に故障車が止まっています」とカーラジオで放送されました。車に乗っていても、大型が通るとすごく揺れて生きた心地がしませんでした

    • なんと、GORYUさんもでしたか!
      それは大変でしたね。
      高速の速い流れの中で自分だけ思うように車が動かないのは本当に恐怖ですね。
      さらに止まってからは孤立感もありますもんね。

      私の車は四駆なのでなんとか制御できたのかもしれません。
      本当に無事に生還できてよかったです。

  2. 大変でしたね。
    一歩間違えれば恐ろしい事になっていたかもです。
    とにかくご無事で何よりでした。

    • 本当に無事でよかったです。
      ありがとうございます。

  1. 2012年 11月 30日
  2. 2012年 12月 01日

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