【音楽】大フィルの第九を聴いて年の瀬を迎える

Spread the love

大フィル

おお友よ、このような音ではない!
我々はもっと心地よい
もっと歓喜に満ち溢れる歌を歌おうではないか
「歓喜に寄せて」冒頭より

大阪フィルハーモニー交響楽団会員のHenryさんの呼びかけに乗っかって
久しぶりに生の第九をザ・シンフォニーホールで聴いた。
2階席最前列は全体が俯瞰できる特等席だった。

私は第九の第4楽章が好きだ。
冒頭の詩にも示されているように、否定の後に歓喜の主題が提示される
という構成が何度も繰り返される。第1楽章を回想しては否定し、
第2楽章を回想しては中断され、第3楽章を回想しては中断されるのだ。
そして主題は徐々に渡され声楽の大合唱へとつながっていく。

否定は発展の契機と捉える考え方(aufheben)が、音楽の上で
表現される様はダイナミックで感動的だ。
そして、冒頭の詩の「音」や「歌」を「世界」「世の中」と置き換えると
なにやら示唆的に聞こえてくる。
大フィルの演奏もソリスト達の独唱も素晴らしく、
目の前で繰り広げられる壮大なパフォーマンスに胸が震えた。


難しいことはさておき。
いつもわざわざお土産を買ってきてくれる弟と、何かにつけて
よくしてくれる母に、今年はこの第九のチケットとディナーを
プレゼントすることにした。

演奏の余韻に浸りながら、我々ファミリーとHenryさんがジョインして
向かった先はil luogo di TAKEUCHI (イル ルォーゴ ディ タケウチ)
初めてのお店だったので、期待半分だったが、これがとてもよかった。
中でも低温でじっくり焼き上げた鴨肉と宮崎牛が絶品。
個性的な髪型のスタッフ達だったが、腕も応対も素晴らしかった。

いい忘年会になった。
素敵な年の瀬の夜だった。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

*