お招き頂いて参列した、自転車仲間のユッキーとエリックの披露宴は
幸せいっぱいで、笑いあり、涙あり、歌あり、エールありの素晴らしい時間だった。
帰りの電車で、その時を振り返っていくつか思ったことを。
1.何かを熱烈に好きになることが持つ強度 Stay Foolish
ゲストの顔ぶれを見ると、新郎の所属するチームメンバーと
自転車仲間に加えて、関西シクロクロスのオーガナイザーご夫婦に、
DJがらぱさんまでいらして、関クロの熱気そのままだった。
ユッキーがどれだけこのスポーツのことが好きなのかが分かるゲスト構成だった。
中途半端に好きなのではなくて、めっちゃ好き!というその熱が
彼を突き動かし、これだけの人に愛される理由だったのだろう。
イタリアのPINARELLOの社長から祝電が届いたのも、彼の熱意が伝わっているからだ。
最上位カテゴリー昇格への切符をかけたレースで勝利して、
表彰台の上からプロポーズしたときの映像と音声を聞いたら、感動で泣けた。
2.映像の時代がきたのか
オープニングでBikin’TVさんの映像にはじまり、新郎制作のプロフィールビデオあり、
友人からのメッセージビデオあり、エンドロールも自作。
計4本ものムービーが流されたのだが、どれも非常にセンスがよく、
レベルが高かった(プロは当然としても)。
かつてはハイスペックなマシンと高価なソフトが必要だった
ビデオ編集も非常に安価にできるようになった。
これからプロとアマチュアの垣根はどんどん低くなり、
数多くのムービーを目にする機会が増えるのだろう。
3.笑顔の伝播
新郎新婦の幸せな笑顔が素敵なのは当然として、もうひとかた強烈に印象に
残ったのが新郎のお父様の喜びいっぱいの笑顔だった。
終始息子の晴れ姿を見守っていた、その表情には満面の笑みが溢れ
見ているものをも笑顔にしてしまうほどだった。
人間の脳にはミラーニューロンという神経細胞があり、他者の行動を見て
あたかも自分が行動しているかのように反応するのだという。
一緒に食事を食べている目の前の人がおいしそうに食べれば、自分が食べている食事も
おいしく感じるのはそのためだ。
ユッキーがいつも穏やかでにこやかなのは、あの笑顔のお父さんの元で
愛情いっぱいに育てられたからなんだろうな。
そしてそのユッキーがエリックを最高に輝かせ、会場にいたみんなを笑顔にした。
なんと素晴らしいことだろう!
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