life is like a bike

DSC01930

仕事を定時で終えて、汗をかきながらダッシュでグランフロントへ向かった。
定員いっぱいの200人で埋まった会場に、あのお面を付けたちきりんが登場!(笑)
地元出身だけに関西弁かと思ったらそうではなかったけど、親しみやすい明るい声で
講演が始まった。

趣旨はほぼ著書と同じ。
一番の問題は長寿と定年引き上げによって、私達の働き続ける年齢が
長くなる一方だということ。そこでずーっと同じ働き方をするのはどうなのよ?
今まで、二番目の働き方を考えなくてはいけなかったのは
スポーツ選手だとか、芸能人だとか、一部の人に限られていたけど
これから寿命も定年も伸びていく状況では、普通の人も二番目の働き方を
考えなきゃいけなくなったので、どうすればいいか考えてみよう、ということ。

100歳超えが当たり前になり、120歳近くまで生きるとなると、
どれだけのお金が必要になるのか。その額は貯金だけではとうてい足りない。
そこで、将来の備えとしてただ貯めるのではなく、いつでも稼げる力をつける。
稼いで貯めるではなく、稼げる範囲で暮らす、という風に発想を変えてみる。

これまではただ周りと同じように学校出て、就職してきた人も多いけれど
2度目の人生を生きるなら、オリジナルの人生を考えてみよう。
そのためには
・本当に望む生き方を言語化し
・複数のシナリオを持ち
・市場で稼ぐ力をつける
ということ。
ストックからフローを中心とした生き方にシフトすること。
これらの実現に一番大事なのは自分の頭で考えるということ。

私たち夫婦は出産を間近に控え、必然的に第2の人生、
第2の働き方を考える時期にきている。
自分たちがどんな生きかたを望んでいるのか、というのを
改めて考えるよい機会になった。その考える大きなヒントを
くれたのが、このちきりんさんの著書「未来の働き方を考えよう」だ。
数多く飛び交うネガティブなインフォメーションに触れていると
先が暗く感じることもあるが、ちきりんさんはあくまでも未来には
ポジティブだった。そんな考え方もあるんだなあ、と思ってお話を
聞いているうちに元気を頂いた気がする。

子供が生まれるというのは、締め切りが決まっているようなものだからいい。
お尻を叩かれないと動かない私達も、ようやく未来のことを考えはじめた。
そのきっかけをくれたちきりんさんに感謝。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

*