引用:kiito.jp
神戸のkiitoで開催された「アーティストサポートプログラム エラ・ホチルド×中野信子×森山未來
『Dance of Death(仮称)』制作のためのダイアローグ vol.2」
に参加してきた。
脳科学に興味があって、中野信子さんの著書を最近読み漁っていたらkiitoから本件の案内が届いたので
迷うことなく申し込んだ。
kiitoは一般の人も13台分駐車場が利用できるようになっていた。
受付にいくと私の整理番号は16番目ということで、順番に入場すると2列めのセンターの席が空いていたので着席。
1列目のセンターには撮影の方が陣取っておられて、興味があったので機材をチェック。
ふむふむ、2カメ体制でスモールリグにマイクとモニターレコーダー載せてるのね。RAWでもとってるのかな?
ポータブルバッテリーは要るよねー。スピーカーとプロジェクターもチェック。
んー、なんか自分でもこれくらいのイベント開けるかも。
時間がきて対談する4名が入場されると、中野信子さんは私の目の前。ブルーのワンピースが鮮やか。
以外と小柄なのね。なんかときどき目があうような気がしてドキドキ。
モデレーターの方は昨秋に死生観に関する著書を出したそうだ。11月の飲み会でも死生学の話がでたし。
京大の農業史研究家の方もプレゼンが面白い。
世の中は生産者(植物など)と消費者(人間含む動物)と分解者(微生物)の連鎖で成り立っているのだとか。
だとすると死もいつか生に取り込まれて循環するのだから、生と死は分かち難く対立するものではないと。
森山未來さんは俳優としては知っていたが、神戸出身だともダンサーであることも存じ上げなかった。
動画を見たが素晴らしい動きで舞踏していて見とれてしまった。
なぜ今回中野信子さんと組んでいるのか、そのあたりはよくわからなかった。
中野信子さんは開始からだいぶたって第一声を発した。穏やかな落ち着いた声だ。
話の流れをつかんで、知識の引き出しから情報を紡ぎ出しているようで、興味深く引き込まれた。
ご自身はピロリ菌を除菌したところだそうだが、抗生剤を使いすぎるのは菌の多様性を失うことにもなるので考えものだという話になった。
妊娠はまったく自分とは異なる遺伝子(異物)を一定期間体内に留めるメカニズムであり不思議なことだ、という話題も頷かされた。
生と死、酒と踊り、分解と循環、各専門の方から飛び出す多様なテーマが刺激的であっという間の90分+α(延長戦)だった。
対談中にご紹介のあった著書をリストアップ
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