九大の新キャンパスを見学してきた。
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博多駅から直線距離で30km弱西方の糸島半島というところにある。
地図でいうと、A地点からB地点に移転したことになる。
移転は2005年から開始された。
周りには何もない。本当に田舎だ。
造成は完了しているが、建築物はまだ
すべて完成しているわけではないようだ。
建築学科を除く工学部は移転が完了しているが
文系を含むその他の学科はこれかららしい。
学内にローソン発見。
これで研究室での徹夜も怖くない?
正月明けの土曜日だが食堂は空いていた。
カレーライス240円也。
なかなかうまい。
食堂内にパネル展示がしてある。
これは大正11年アインシュタイン来学時のもの。
神戸に上陸して九州までこれらていたのですね。
電車が学内まで乗り入れる計画が頓挫したらしい。
なんと最寄り駅からバスで15分もかかる。
広い学内は移動するだけでも大変だ。
駐輪場はほとんど原付だった。
看板の後ろあたりにクマッチの設計した
体育館が建つ予定らしい。
現在の建築業界は姉歯氏のおかげで、なかなか
設計申請が認可されないため着工まで辿り着くのに
かなりの時間がかかるそうだ。
それにしてもこの立地条件はかなり不便だ。
現在の箱崎キャンパスは飛行機や新幹線で博多について
地下鉄に乗り継いで数分でアクセスできるのに対し
数倍の所要時間がかかると思われる。
しかも周りには何もなく、若い学生達にとって全く魅力がない。
いくら施設がよくても、学生にとって魅力がなければ
よい人材は集まらない。
広島大は移転によって学生のレベルが低下したそうだが
同じ事が起こらないか心配だ。
せっかく六本松地区に地下鉄の駅も完成して便利になったというのに
教養学部も糸島に移ってしまうというから、もったいない話だ。
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