life is like a bike

先週は雪の中を走り、今週は雨の中を走った。
歩いていると、よくこんな自転車で寒い中走るよなと思う。

ところで、ロードレーサー乗りにはシマノかカンパか
という大きな選択肢がある。made in Japanなのか
made in Italyなのか。はたまた、機能なのか美なのか。
価格なのか性能なのか。議論は尽きない。

ディルーカが「私は美しいからカンパを選んだ」と
言ったとか言わなかったとか。
ウーゴ・デローザ氏が「デローザのバイクはすべてカンパで
組む事を前提に設計してある」とのたまったとか。

私はそのデローザに乗っているがコンポはシマノだ。
日本が世界に誇る製品を使おうじゃないか、という気持ちと
かつての同盟国として日伊コラボのバイクというのも
素敵じゃないかという気持ちがあってシマノを選んだ。
(ちなみに私のバイクの素材は日本のミズノのカーボンだが
製造はイタリアだ。)
イタリアンバイクにはカンパしかない!と主張する人もいるが
私は特にそんなこだわりはなかった。

しかし、である。冒頭に書いたようにこのところ0℃前後の
低温下で乗っていて、やはりカンパがいいんじゃないかと
思う事があった。シマノのSTIによるフロントのシフトアップ
(左側のレバーを内側に倒し込みワイヤーを巻き上げる動作)
は、かじかんで力の入らない左手の人差し指や中指では
非常に難しいのである。一方カンパは親指でぐいっとレバーを
押し下げるので、低温下で出力の低下した手でも力が入れやすい。
あの出っ張ったレバーは不格好だとか、ただシマノと差別化
するためのものだろうとか思っていたのだが、実は非常によく
考えられているのかもしれない。
こんな寒い中を何時間も走らなければ、そんなことで頭を
悩ませずに済むのだろうけど。。。

本日の走行距離:54km
本日の天候:くもり、6℃(往路)/雨、2℃(復路)

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