会場:兵庫県立美術館 芸術の館ギャラリー
ナビゲーター:茂木健一郎
ゲストスピーカー:川崎和男(デザインディレクター、医学博士)
演奏家:スペイン・サンセバスチャンからの使者
九州大では入れ違いで、大阪の学会はドタキャンで
なかなか茂木健一郎さんにはお会いできなかったが、
ようやく神戸でその機会が実現した。
古代ギリシャ時代ではMUSICという言葉は音だけではなく
美しい女性のプロポーションなども指していたらしい。
MUSICの語源となったMUSEは音楽・舞踏・学術・文芸
などを司るギリシャ神話の女神のことだ。
第一部では、スペインからわざわざやってきて頂いた
二人の美声とピアノの旋律に聞き入った。
噂に聞いていたデザインディレクター川崎和男さんの
ぶっとんだプレゼンに引きつけられ、二重奏のような
茂木さんと川崎さんの対談は流れるように進んで行った。
川崎さんは、美しい音楽は肌から沁み入って
人間に影響を与えるというようなことを言われていた。
この日、私達が目や耳で経験したことも
日々の生活で経験していることも、すべてMUSICとして
体に取り込まれているのかもしれない。
最後に茂木さんは、最近の著書や講演で触れているように
日本の閉塞感について述べられた。それを打破するためには
居心地のよい人たちとばかりいてはいけない。一緒にいて
心がざらついたり、違和感を感じるような人とつきあう
ことも大事だというような言葉が印象に残った。
コメント
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こんばんは。
>居心地のよい人たちとばかりいてはいけない~~
のくだりは身につまされます。
最近それに近いことを思ったことがあったもので・・・・。
来週末も御一緒できなくて残念ですが、
近く是非お付き合いくださいね。。
>ごるさん
自分で成長の幅を狭めないようにしたいですね。
ところで、寝るの遅くないですか?
近く走りましょう、是非に。