life is like a bike

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3時起床で出陣の準備をする。
昨夜食べ過ぎたので、買い込んでおいた
朝食を腹に入れるのは少しだけにしておく。

そしてグルノーブルからブールドワザンへ車で移動。
山間部に入っても、早朝からやけに車がいるなあと
おもって暗い中目をこらすと、周囲の車のリアやサイドには
チーム名やチームサイトのURLが大きく描かれていた。
欧州各地のローカルサイクルチームがチームカーで
移動して、スタート地点へ集結しようとしていた。

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スタート地点近くの駐車場にてバイクをセッティング。
エアでの輸送は問題なかったが、車での移動で
最後の最後に調子が狂ってしまうこともある。
念入りに最終調整をする。

Rimg0572la Marmottaの場合、参加申し込みの手続きをするとメールが送られてくる。
添付の資料をプリントアウトして受付に渡す、という流れ。
健康診断書も必要だが、我々は先に送っておいた。

受付はどこをみても当日のスタート1時間前、とあったので
どうやって多数の参加者をさばくのだろうと心配していたが、
やはり前日にゴールのラルプデュエズで受付をしていたらしい。
そりゃそうですな。

当日は受付の場所が我々には非常に分かりにくくて、ちょっと焦った。

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スタート地点周辺は、徐々にローディーの数が増え、
道路にはこのような表示が流れ、気分が高まる。
しかし早朝の山間部は肌寒い。

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スタッフの数もかなりいる。
誘導のバイクだけでなく、MAVICによるメカニックサービスもあった。

ガッチがリアディレイラーの調子がもうひとつだということで
そのメカニックサービスに立ち寄ったところ、
とんでもないトラブルが発生!

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なんと、メカニックがリアエンドをぽっきり折ってしまった!
元からダメージがあったのか、力の入れ具合が悪かったのか
それはわからない。

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この小さな街にジテンシャ屋があるのは知っていたが
さすがに特定のメーカーのディレーラーハンガーを
置いているわけはない。

メカニックサービスのリーダーらしき人が
「MAVICがスペアバイクを提供するから一緒にきてくれ」
というので、慌しく連れられていくガッチ。

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なんとかスペアバイクを入手し、ホイルなど移植可能なものを
載せ替えて、急いでポジションを出す。

一時は「ここまで来て、走れないかもしれない。。。」
と不安になっていたガッチだったが、
きっとなんとかなるよ、と励ましていたら
なんとかそのとおりになった。
自分のバイクで走れないのは残念だが、
走れるだけでもよしとしよう。

 

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直前になって、いろいろあったが
なにはともあれ、我々WEMO3人はスタートについた。

世界各国から集まったその数はなんと8000人!
日本人は10人くらいらしいが、周りを見回したところで
それらしき人はいない。

老いも若きも、白人も黒人も黄色人種も、男も女も、
ここに集まったすべてのローディーにとって
この最難関グランフォンドに挑戦するという目的はひとつ。

続く

コメント

  1. あ〜ドキドキした(笑)
    それはそうと,ガッチさん,カッコいいですね!
    初代ルパン三世の声優の山田康夫さんみたい。
    グローバルな感性がルックスに出ている希有な
    日本人の匂いがしますねぇ。
    もちろん,Zucheブラザーズも同じ匂いがする!
    この後どんな展開なんやろ?

    • zuzie
    • 2010年 7月 20日

    >ペダルさん
    いや、ほんまにドキドキしましたよ。
    旅先ではいろんなことがあるもんです。
    ガッチかっこいいでしょ?
    センスがねえ、いいんですよ。
    サングラスかけたら「どこの国の人?」って
    感じだねえ、って話してました。

    • うめちゃん
    • 2010年 7月 20日

    ガッチさんのこと、現地の人と思って写真見てました^^;
    しかしそれにしてもハラハラドキドキ!!
    何が起きるか、わからないものですねえ・・・
    そんなところがポッキリ逝くとは。
    しかも遠い異国の地で(つд⊂)

    • zuzie
    • 2010年 7月 21日

    >うめちゃん
    でしょ。ガッチは一見何人かわからんよね。
    それにしても、旅の途中はいろいろあるもんです。
    まだまだ続きます!

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