信号待ちで隣にビッグスクーターに乗ったカップルがいて
彼女がジャージ姿で後部座席に座り、
紙パックのコーヒー牛乳を飲んでいた。
1車線挟んだ向こう側の車の助手席の人も
その彼女に視線を注いでいた。
すると彼女は、足下に紙パックをポイと捨てて
青信号とともにその場を走り去って行った。
あっという間の出来事だった。
奴らは飛ばすので、ゴミをもっていって
「ちゃんとゴミ箱に捨てんかいや」
と言ってやることもできん。
困った連中だぜ、と思って走り出し
次の信号で止まった時に
ツイッターのTLを眺めていると
次のようなツイートが目に留まった。
神は、我々を人間にするために、何らかの欠点を与える。
[ウィリアム・シェイクスピア]
多分、ちょっとした心の持ちようで世界が変わるんだろうな。
注意される側も、注意する側も、ただ苛立を募らせる側も。
せっかく気持ちよく走っていたので
心を乱されないように集中することに決めて
再び走り出した。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
どうしようもない奴らのおかげで、私もいらいらする時があります。
最近「ポイ捨て」「不法投棄」が目に余ります。
「親の顔を見てみたい」と思うほどです。
「この国の民に道徳はあるのか?」と怒る毎日です。(笑)
>とめさん
その怒る気持ちはわかります。
道徳というのは経済状況に大きく左右されるものではないか
と最近思います。
また、登場したようなポイ捨てをするような連中は
親にちゃんと育ててもらってなくて、心の中は
とても寂しいんじゃないかと思います。彼らは
その寂しさを紛らわすために性交渉をする時期が
早まるそうです。心が貧しいままに子供を産むために
ここ最近報道されているような悲劇が起こっている
という構造ではないかと。