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怪我をおして優勝し横綱に上り詰めた稀勢の里は、その後の場所で負けこんでは休場というのを繰り返した結果、進退問題が問われるような状況にまで追い込まれている。

稀勢の里に来場所進退問題も 横審の温情見解も変化 – 大相撲 : 日刊スポーツ
 横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)が土俵際へ追い込まれた。年6場所制となった1958年以降の横綱では6人目となる、5場所連続休場。19日、日本相撲協会に「左大胸… – 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)

この状況は産業医に言わせると、メンタルを病んだ人がある程度の療養期間が必要なのにも関わらず、「私は職場に戻らないといけない!」という本人の強い思い込みで完治しないままに復帰して、またメンタルを病むという最悪の状況によく似ているという。そのようなことが起きないためにも企業には産業医がいて、復帰前に面談をして復帰が可能かどうかの判断をするのだが、相撲協会にはそのような仕組みがないのだろうし、相撲部屋にもないのだろう。稀勢の里は真面目なうえ、横綱という地位で周りの意見も届きにくいのかもしれない。もう遅いかもしれないが、人間休むべきときはいくら地位があろうが休まないといけないのではないか。そういった仕組みとかルールというものを作らないといけないのではないだろうか。

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