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かんぽ生命の不正問題は一体誰の責任なのか | 保険
日本郵便の職員が高齢者に対してかんぽ生命の契約で強引な勧誘を通じて不利益な契約を行っているというニュースは、今から1年半ぐらい前から流れていました。会社はそれを否定してきていたのですが、ここにきてそ…

母はアフラックの保険に加入していたが、郵便局でもアフラックを扱っているということで、「より手厚い保険にグレードアップしないか?」と数年前に勧誘を受けた。局員二人がかりで何日も家に訪れて、粗品をもってきては説明を繰り返した。「既に加入しているが問題ないか?」と聞くと、「全く問題ない」との回答だったという。すると後日、アフラック側から連絡があり、郵便局員から問い合わせがあったが、その対応は規約上できない、とのことだったという。さらに、伝えられたのは、郵便局員は保険の規約すらきちんと理解しておらず、保険に関しては素人ですよ、とのこと。結局、「問題ない」というのは嘘だったということになり、やりとりはうやむやになって終わった。実害はなかったが、数日にわたって検討し話をした時間はすっかり無駄だったということになる。

多数の不正契約をしていたのは、一部の営業の暴走ということではなく構造的な問題だろう。トップが「お客様に向き合っていなかった結果」というのも違う。同業者にも素人扱いされる状態が数年続いていたにもかかわらず、それが表面化しなかったことも問題だ。オープンな姿勢で原因の追求と結果の報告がなされることを期待したい。

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