life is like a bike

この度の東北関東大震災は
海外でも大きな関心を集めているようだ。

サッカーやサイクルロードレースでは
選手たちによって日本語の横断幕が掲げられたり、
選手たちのサインを集めた日の丸が掲げられたりして、
彼らの暖かな気持ちが伝わってくるようで胸が熱くなる。

写真のミラノサンレモでは、現日本チャンピオンの
宮澤崇史(ファルネーゼヴィーニ・ネーリソットリ/イタリア
らが序盤から少人数で逃げて、50km地点で最大13分30秒の
リードを稼ぐことに成功した。

ツイッターでこのニュースが流れてきたときには
昨年の新城の活躍と同様、鳥肌が立つような
興奮を覚えた。

スタート地点で日の丸を掲げて涙していたという彼は
最高のパフォーマンスを見せることで、我々を
勇気づけ、希望を与えてくれた。



遡ること10数年前のツール・ド・おきなわ市民200km
のレースで、その宮澤崇史と一緒に先頭集団で
逃げたのが私の弟のヒロチェラーラだ。

レースは最後の源河の上りでヒロチェのチェーンが
外れて、惜しくも優勝はならなかったが、途中通過点を
先頭通過したことでその年のポイント賞を獲得した。
あの時ヒロチェはロン毛で、スチールのデローザに
乗っていた(写真を探したが見つからなくて残念)。

私は市民130kmに出場して、暑さに朦朧としながら
走っていたら、200kmの先頭集団が後ろから
やってきて、宮澤とヒロチェがものすごい勢いで
私を追い抜いていった。

その時にヒロチェが「兄貴頑張れ!」と
大きな声で励ましてくれたのが
未だに耳に残っている。

いま、その宮澤はイタリアで。ヒロチェはドイツで
それぞれ頑張っている。

二人は日本から遠く離れているからこそ、余計に
このたびの震災のことでは胸を痛めているようだ。
しかし海外で活躍する同胞がいるからこそ、
我々も勇気づけられるのだから、どうか彼らには
頑張って欲しいと、心から思う。

Forza! Takashi!
Viel Erfolg! Hirocellara!
がんばれ東北!

 

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