【雑記】Nobel Prizerのピンチヒッターは同級生



神戸で開催されているJDDW(日本消化器関連学会)
予定されていた京大山中教授の講演が、ノーベル賞受賞による
スケジュール変更で中止になってしまい、そのピンチヒッターとして
選ばれたのが、私達夫婦の高校の同期だというので、夫婦で彼の講演を
聴きに行ってきた。

彼は消化器内科医だったが、いつの間にか研究者に転身して
現在は、あの京大のiPS細胞研究所で教授をしているという。
彼は山中教授と同じ神戸大学でラグビーをしていたこともあって、
山中教授の背中を追って現在の場所に辿り着いたようだ。
なんとタイムリーで、なんと名誉なことか。
まさしく時の人、である。

定員1200名の会場はほとんど満席状態で、熱気に溢れていた。
山中教授がキャンセルのお詫びをするビデオが流れた後、彼は登場した。
iPS細胞とは何ぞやというところから始まって、ES細胞との比較、
iPS細胞研究の過去から現在、そして未来までを1時間という制限された
時間の中で見事にプレゼンした。関西人らしく、時折一人ボケ&ツッコミを
入れて、見事に笑いをとっていた(場を考えてかなり抑えていたらしいが)。
講演終了後は会場から割れんばかりの拍手が鳴り響いた。日本の底力を
感じさせる素晴らしい内容だった。会場にポジティブな空気が満ち溢れた。

講演後に彼の元に駆け寄ると、我々の顔を見て少し恥ずかしそうにしながらも
とても喜んでくれた。彼と話したところによると、山中教授から講演の話を
振られた時、資料は一切準備されていなかったそうだ(激汗)。めっちゃ焦った、
と言ってたが、彼は当日までの時間がない中、わずか3時間で資料を準備したと
いうのだからさすがだ。近々予定されている同窓会での再会を楽しみにして
我々は会場を後にした。

この日の夜、我々3人のあの先輩がノーベル文学賞を取っていたら
我々の母校にとって最高の名誉な日になったはずだが、残念ながら
そううまくはいかなかった。それはそれとして、彼の活躍の場を
目の当たりにして、たくさんの元気をもらったよい1日となった。

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One Comment
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