life is like a bike

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実家に帰ったついでに、以前使っていたMacbook(pro mid 2010)を
母親にあげようと思って蓋をあけたら、いつもと違う様子。
トラックパッドが盛り上がってクリックできない。
あれ?運搬の仕方がまずかったかな?と思ったけれど
ちゃんとクッション入りのスリープに入れてきたし。
よくよく見ると、本体も膨れている。
これはおかしいと思って写真入りでツイートしてみると、
自転車仲間の方からバッテリーの膨張では?という指摘が。

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これはまずい、と思って裏蓋を開けてみたらえらいことになっていた。
バッテリーのセルが膨張していた。
ネットで調べてみると、Macbookの古いバッテリーが膨張するという
事例がたくさんでてきた。しかし、注意書きには「バッテリーは外すな」
とあるし困った。そこで某国駐在中のバッテリースペシャリスト、
ヒロチェラーラに電話してみると、ちょうどライドから帰ってきたところだった。

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セルの膨張自体はガスが充満しているだけ、とのこと。
ショップにもちこまなくてもバッテリーの着脱は可能だが
セルの破裂、回路短絡による発火の恐れがあるので
ゴーグルと手袋をして作業するように、ということだったのでトライしてみた。
写真の内部は素人が触れないように、トルクスなどの特殊ネジが多用してある。
バッテリーの固定はメルセデスのマークみたいなネジで、工具の持ち合わせがなかったが
ラジオペンチの先で慎重に摘んで回すと外すことができた(非推奨)。

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取り外したバッテリーはこのとおり。
そら、トラックパッドもケースも変形するわ、って感じの膨れ具合。
バッテリー取り付けネジの一つは膨張の圧力に耐えかねてはじけ飛んだ。

このバッテリーなしの状態で裏蓋を閉めて元に戻したところ
コンセントの給電のみで無事に起動したし、トラックパッドもちゃんと動いた。

アップルストアのジニアスバーに予約して持ち込んだところで、バッテリーの
交換になるだけなので、それなら自分でやったほうが早い(注:自己責任)。
取り外したリチウムポリマー電池は危険物なので、引取り可能な家電店に持ち込むか
地方自治体のルールにしたがって処分することになる。

それにしても、いきなりノートパソコンがパンパンに膨れ上がるというのは焦る。
よそのメーカーでも同じようなことが起こるのだろうか?
このような商品を販売するのは明らかにメーカー側の非だろう。
(いちゃもんつけるのは面倒なのでしないから、代わりにここで言っておく。)

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