先月のことだが、劇団ここからの秋の公演があった。
当初台本では、その舞台の幕間でコントラバスの演奏が予定されていて、
私の先生にオファーがあったのだが都合が合わず、なんと私に回ってきた。

ある程度経験を積んでいたら引き受けていたかもしれないが
さすがに1年少々のキャリアでは、恐れ多くてお断りした。

結局、演奏はクラシックギターになり、地元の演奏者が素晴らしい音色を
響かせて舞台に彩りを添え、私はその様子をいつものように写真で収める
役を努めさせて頂いた。

改めて振り返ると、思い切って引き受けていれば、それに向けて必死に練習をして
大きな成長につながったかもしれないと思う反面、あのような立派な舞台で
大勢にお客様を前にソロで演奏するなんて、今の私にはとんでもなかったなとも思う。

もっと練習を積んで、いつか多くの人にこの楽器の素晴らしい音色を聴いてもらえるようになりたい。