life is like a bike

New York Timesは先の大統領選でのトランプの勝利をTrump Triumphsと伝えていた。選挙前からトランプの勝利を確信的に予想していたのは、私の知る限り木村太郎氏と高城剛氏だけだったように思う。日本のメディアはトランプの過激な言動ばかり追っていたが、両氏のように各州に現地入りして丁寧に取材したり、各国の情報源から何が起こっているかを読み解いたりはしていなかったようだ。

米国民の既得権積層や既存政治家に対するうんざりした気分が予想以上に高まって、変化を求める機運が高まっていたのではないだろうか。日本でも五輪や豊洲市場や原発関連、芸能界の問題など、ウラの勢力とのゴタゴタでいい加減ウンザリしているのだけど、この国にアメリカのような変化が形となって訪れるのはいつの日だろう。大言を繰り返すトランプが大統領に就任したら世界はいったいどうなるのか、と恐れる意見も多いけれど、私はトランプのような人物が大統領になれる国を少々羨ましくも感じた。原爆落とされたり、原発がメルトダウンしたりしても、選挙すれば原発推進の政党が勝利し続ける国では、変化は相当先なんだろうなという気がする。

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