life is like a bike

クリスマスの翌日にジョージ・マイケルの訃報がラジオから耳に入って、しばらく受け止められなくてぼーっとしてしまった。53歳の若さだという。死因に不可解なところはない、との警察の見解だが53歳で自然な死というものがあるのかよくわからない。

最初に彼の曲を聞いたのはWHAM!の時代で小学6年の頃だったか。同じクラスで年上の兄がいる友だちが”I’m your man”の振り付けをマネしながら歌っていたのが妙に印象に残っている。振り返るとマセた友だちだった。

次に衝撃を受けたのは”I want your sex”。ビデオクリップをドキドキしながら見た。

仲の良かった女性の同僚に”Last Christmas”のCDをもらったときに、「これって別れた時の歌やん!」て言ってしまってちょっと気まずくなってしまったことも。結局別のCDをもらうことになったけど、彼女は結婚して退職してしまった。どうしてるかな。

一番好きだったのはListen without prejudiceというアルバムの”Freedom90″。WHAM!時代の”Freedom”に90という年代の数字を付けたこの曲は、彼の過去との決別の意を表明するかのごとく意味深な歌詞で、デヴィッド・フィンチャーのディレクションで何人ものスーパーモデルが登場するPVが最高にクールだった。

私が洋楽を好きになってからの1つの時代が終わった気がする。
Rest in peace.




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