life is like a bike


ドローンで撮影していると、編集するようになって、編集するようになると音楽もつけてほしいと要望がある。フリーの音源はネット上に溢れているが、映像の空気感とか尺に合わせるとなると、なかなか望みのものがないということでそれなら自分で作れないか、ということになる。一応ベーシストの端くれとして、プログラミングもやった身として、DAWも扱えるんじゃね?という考えで。師匠から進めれたベルリン製のAbletonというソフトを入手し、今回はFBグループの会合に参加してみることにした。当日のライブパフォーマンスには言及せず、聞きたかったプロの方々の「言葉」を備忘録として記しておく。以下のお二人はベルリンを拠点に活動して(いる/いた)というだけあって、言葉の端々に知性と感性と熱量が感じらえて非常に興味深かった。








Aoki Takamasa

キックのピッチ(キー)を考えて設計する

適当にキーを押さえてアルペジエイターでフレーズのアイデアを作る

モニタースピーカーはキャンバスみたいなもの 作りたいものの幅が決まる

生物的に振動で震わせて躍らせるのが仕事 周波数によって人間を震わせる場所が違う

デカイPAで鳴らされるのを前提に作っている

サンプル(音源)に頼らず、エイブルトンをシーケンサーとして使う

ロジックはライブ性を犠牲にしている分音が良い、それをLiveに読み込んで使う




感想:トークの比喩がうまい、論理的かつエモーショナル。
室内でコツコツ音楽制作をしていたところから、ベルリンを拠点に活動するまでになったところがすごい。




赤川純一

波形や振動をトリガーにして映像表現

Maxはサンプル見てみると構造がわかる

モバイルルーターから参加者をネットワークにつなげて、短いループの中で

複数のスマホでそれぞれにリズムを作ってセッション(私はTAMを担当)

各地の天気予報と連動(トリガー)して音楽を変える>ネットワークトラブルで再現できず




感想:捉えにくかったMaxの像の一端を示してもらい、体験することもできて

非常に興味深かった。Aoki氏とのライブで赤川氏のVJを拝見すると、

音楽に同調したうねりと動きのある映像に感情を掻き立てられた。




多くのプレゼンを見たり、実施したりしているが、まったく業界の違う人達のプレゼンは、運営も含めて新鮮だった。ただ現地は座席が少なく立ち見の人が大半で、ライブがあるとはいえ4時間立ちっぱなしは、さすがにキツイよねえ(笑)。若い人たちは平気なんか?









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