昨年のTour de France開幕日に開催された我々の結婚式に
参加された方は、会場の名前を覚えておられるだろうか。

そう、RAMBOUILLET。
2012年ツール最終ステージのスタート地点の都市名だ。

この式場の名前は正式にはMANOIR DE RAMBOUILLET.
「ランブイエの豪邸」という意味だとか。


photo by KeiTsuji

この式場は当初は某国の貿易商が客人をもてなすために建てた迎賓館だった。
それをウェディング関連の会社が買い取り、以前はイギリス風の名前が
ついていたが、我々がこちらとコンタクトをとって式の準備を進めている間に
さらに親会社が変わって名前が変わったのだった。

当時はまったくなんのこっちゃわからない名前だったが、
今年のツールのコースプロフィールを見ていて、この名前にピンときた！



ランブイエという街はパリから南西50kmほどのところにある。
ランブイエの森という大きな森があり、ランブイエ城はたびたび
国際的な交渉の場としていまでも使われている。

このあたりを旅行したことがある同僚に聞くと、立派なシャトーが
いくつもあって見応えがあるらしい。

私もはるか昔にヒロチェとこのあたりの牧師さんのご家庭に
ホームステイさせてもらったが、それがランブイエだったかどうか
記憶が定かではない。

さあ、2012年のツールもこのランブイエをスタートすれば
もうシャンゼリゼまで120kmほどの道のりで終わってしまう。
ここに辿り着く前に今日の個人Time Trialで雌雄が決する。
いよいよツールは最大の山場を迎える。