life is like a bike

「朝起きられない」という情けないことを
書いた後だったので、今朝はギリギリだったが
決心してロードバイクに飛び乗った。

以外と暖かくて、うっすらと汗をかくほどで
気持ちがいいな、と思っているとそれは起きた。

路側帯を走っていると左側の歩道の死角から
突然何者かが飛び出て来た!
ママチャリだと思われるそいつは、私の横っ腹から
体当たりすると、私の左腕にハンドルバーをひっかけて
バランスを崩し、私の後方で派手にこけた。
金属がコンクリートにたたきつけられる
落車のイヤな音がした。

私はとっさにバランスをとって無事だったので
前方で停車して後方を確認した。
交通量の多い道だったので、後続車に轢かれて
いないか心配だったのだ。
そいつは自力で立ち上がってママチャリを押して
歩いている。よかった。
そいつは大学生風の若い男性だった。
「大丈夫か?」「道路に飛び出したらあかんで」
と声をかけるとうなずいているが、よく見ると
耳にはヘッドホンが覆っている。
本当に聞いているのか分からなかったが
無事を確認したのでその場を後にすることにした。

クルマはもちろん、歩行者やジテンシャの動きには
注意しているのだが、今回はまったく読めなかった。
完全に死角からの飛び出しだった。

特に動揺することはなかったが、気をつけなきゃいかんなあ
と思っていると今度は、道路の左で停車していたタクシーが
突然反対車線へ移ろうと急発進急旋回した。
私の存在が見えなかったらしくかなりの勢いで
これまた危なかったがギリギリでかわした。
タクシーは回りきれなかったようで、後続車から
クラクションの嵐を浴びているのが後方で聞こえた。

今日はこれだけでなく、右折車、左折車が進路を塞いで
急停車するわ、こちらのスピードを読めずに突っ込んでくるわ
駐車車両のドアは3回も突然開くわ、ありとあらゆるところに
トラップが仕掛けられているような感じで、あまりにも続くので
後半は笑ってしまった。「くるならこい!俺はかわしてやる」
と思って走った。

無事でなによりだった。

ヘッドホンをしてのジテンシャ走行は法律で禁じられているが
特にその数が減った様子はないし、周知徹底がなされている
とも思えない。また、後方確認をしないで進路を変えたり、
誰も飛び出てこないのが前提で角から飛び出してくる
ジテンシャがあまりにも多い。学校や警察による教育や
指導を徹底し、罰則をきちんととるしかないと思うのだが
それはすぐには期待できないので自衛することが最善の策だ。

Dscf2146photo by CUSTOM ALLOYさん

本日の走行距離:60km
今月の走行距離:200km

コメント

  1. ZUZIEさん。こんにちは♪
     伊吹山ヒルクラレースに向けて、私の最大の短所、登りが遅いを克服すべき、再度山へ練習に行くようなりました。
     須磨~神戸までの2号線を、しかたなく走ることになったんですけど、ここは無法地帯。
     非常に恐いです。
     阪神高速の下と言うのもあって、薄暗く自転車は認識されにくい環境です。
     少しでもと思い、自衛手段として、ライトを点滅して走ってます。
     本日も、ベルで警告して、運転手と目が合って、私の存在を認識してもらったにも拘わらず、平気でドア開け攻撃!「それ?どーいうこと?」と運転手に子一時間問いただしたいと思いました!
     コメント仕損じましたが、↓のアルファロメオの自転車カッコイイですねー。
     派手好きな私には堪りませ~ん。

    • シゲオ
    • 2008年 12月 13日

    師走に差し掛かり明らかに危ない場面が増えてきてるし
    実際事故をよく目撃するので気をつけないといけませぬ…

    • イナッチ
    • 2008年 12月 13日

    いっかい危ないことがあると、
    その日はだいたい何回か続くんですよね。
    なんででしょうか。

  2. >CAさん
    そちらから再度に来る道はあまりよくないですね。
    クルマに対してベルはあまり聞こえていないと
    思います。手信号を出して、安全距離をとることですね。
    >シゲオさん
    R2の東行きは尼崎付近で凄く荒れてない?
    早くきれいにして欲しいです。
    >イナッチ
    危ない日は、気圧とか天気で人の感覚が
    影響を受けているのかもね。
    安全第一やでー。

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