今日は関西シクロクロス第9戦桂川の会場で
三船雅彦プロによるシクロクロススクールを受講してきた。
三船さんが言われたように、ロードは多少でたらめな
乗り方をしてもなんとかなるが、シクロは大きな差が
でてしまう。周回レースで、バイクに乗ったり降りたりして
障害を越えるという行為を繰り返すからだ。
初参加の堺では、私はまったく付いて行けなかった。
三船さんは実技を交えて、たっぷりとその技術を
伝授してくれました。以下はその概略。
■ロードもシクロクロスもポジションが大事
バイクが暴れてもコントロールできるよう前傾になり過ぎない。
フロントのグリップを効かせるためには後傾にもなり過ぎない。
自転車に乗るのは馬に乗るのと同じ。
だから座る箇所はシートといわずサドルと言う。
競馬の騎手と一緒で常に頭と腰の位置は一定。
操作性のためにハンドルブラケットはやや高めに。
■シケインを越えるにはスピードを落とさないのが大事
バイクを降りる時にはトップチューブに手を添えて
担ぐ準備をする。担いだ時はシートチューブが背中に
付かないようにする。バイクの重心はやや後ろに。
すると胸が開いて走りやすい。
バイクが暴れなければ担いだまま走っても肩が痛くならない。
体重移動を利用すれば、少ない力でバイクを持ち上げられる。
■細かい積み重ねが大きな差につながる
なんでもないようなところでも、最速のコースを考えて走る。
コーナーでは内側でなく外側を見る。
速く侵入しても出口で遅くなっては意味が無い。
コーナー出口でスピードに乗るような走りをする。
一つのセクションで2秒早くなれば5周で10秒の差になる。
三船さんの動きは本当に無駄がなくてスムースで勉強になった。
でも同じようにできるかというと。。練習あるのみですな。
自転車もビジネスも小さなことの積み重ねが大きな
パフォーマンスにつながるという共通点を感じた。
三船さんには教えて頂いたし、ダレンにはアドバイスを
もらったし、矢野さんには親切にして頂いたし
これはちょっとがんばらんといかんでしょう。
さすがに今のバイクでは勝負にならんので
明日の桂川は参戦しません。
最終戦の福知山を目標にバイクを準備中。
出場されるみなさんがんばってください!
photo:関西シクロクロス第9戦桂川ステージのシマノステップ!
バニーホップで越えられるが、集中力の落ちる後半では
ミスによるタイムロスが懸念されるので担ぎを入れた方が
よいだろう、と三船先生のお言葉。
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