Raphaのサイトをはじめとして、最近YouTubeとは
異なるインターフェースで非常に高画質のムービーを
目にする機会が増えた。ここで使われているのはVimeo
というサービスだ。ここでは720p (=1280x720px)の
HD(=High Definition)ムービーをアップできる。
アップされたムービーは720/24p(1フレームの画素数が
1280×720画素,秒間フレーム数は24)のFlash videoに
変換される。ムービーはダウンロードが早く、フルスクリーン
で見てもコマ落ちせず、とても美しい。
また、アップできるコンテンツはYouTubeと違ってポルノやゲーム、
商用コンテンツは排除され、ユーザーが制作した家族や友人の
ムービーのみが許可されている。
YouTubeもHD化への対応を進めており、少し前と画面の
レイアウトが変わったことに気づいた人もいると思う。
URLに引数を追加することでHDムービーの再生が可能に
なるなど改良が進められている。
こちらはなぜかデータが非常に重たい気がするのだが。。。
撮影する側の機材も進化が進んでいる。
デジタルムービーカメラでおなじみのSANYO Xactiが
この春に発売する5モデルは、防水モデルも含めて
すべてHD対応(一部はFull-HD対応)となっている。
「撮る側」も、「観る側」もHD対応の流れが進んでいるのは
確かなのだが、疑問なのは「編集する側」、の方だ。
HDで撮影したムービーは、一般の家庭にあるようなパソコンでは、
例え編集ソフトがあったとしても、はっきり言って実質上作業は
不可能だと思う。ただでさえムービーの編集にはかなりの
マシンパワーを必要とするのに、莫大なデータサイズのHDムービー
では、もうお手上げ状態だ。データを読み込むだけで精一杯だ。
一方で、パソコンの側はネットにつながりさえすればOKという
格安+ロースペックのマシンが市場で大きくシェアを伸ばしている。
このあたりのGAPがどう埋められていくのか気になっている。
アップしたデータを”向こう側”で編集処理するような
SaaSが出てくるのかな(既にあったりして)。
私もHDムービーについていろいろと試してみようと思っている。
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