私はちょうどペースの合う、辻兄弟と一緒に走っていた。
辻啓はつい先日までイタリアやベルギーで取材をしていたし、
ヒロシさんは毎日日本中を駆け回っていて、
二人ともなかなか練習時間はとれないはずだ。
それでも今日のようなハードなライドに果敢に挑む彼らの姿を見ると、
私も勇気づけられた。コースや参加メンバーの顔ぶれにびびらず
ここへやってきてよかった。
Rapha Cycle Club Osakaの企画ライドは雨天のため何度か順延していた。
今朝の予報も、数値からすると開催は微妙かと思われたが、実家周辺では
雨が降っていなかったので、輪行袋にバイクを詰め込んで箕面を目指した。
箕面の北の山岳地帯は大阪周辺のサイクリストにとって山岳トレーニングの
メッカだ。8時台からのぼり始めて、既に下ってくるバイカーたちとすれ違う。
途中の休憩地点では50名を超えるような数のバイカーで賑わっていた。
とても山奥とは思えない。
スタート地点では雨は降っていなかったものの、経由地点の方向では
大雨洪水警報が発令されていたという情報もあった。
途中では霧が深くなり、Rapha Rideに相応しい幻想的な光景が広がった。
上りでは、脚力の差が如実に現れる。
自分のペースで足を回し続けるのが大切だ。
大雨にこそ遭わなかったが、路面を見ると直前までかなりの降雨が
あったことがわかった。下りでは土砂に加えて握りこぶし大の石が
ゴロゴロしていたので、注意深く進路を選んだ。
午後からは雲が流れて、強い日差しが降り注ぐようになった。
高い湿度の中で高い運動強度の上りをこなして消耗している上に
高い気温が追い打ちをかけた。
30人近い参加メンバーの足並みがだんだん揃わなくなってきたところで
私は大きく遅れをとった。頭が熱くなってオーバーヒート気味だった。
前後に誰も見えなくなったところで、少々ミスコースをした挙句に
ようやく、途中で待ってくれていた仲間と合流できた。
体調と今の脚力を考えて、最後の登攀はスキップして宝塚から
自走で自宅へと向かった。朝の曇り空に油断して日焼け止めを
まったく塗らなかったので、露出しているグローブのホール部分や
足が赤くなってヒリヒリし始めていた。
embeded by STRAVA:iPhoneでログを取ったのだが、獲得標高が多い気がする、、、
とてもきついコースだったが、景色がよく走り応えがあって
スタッフがよく考えてくれたコースだなと思った。
パチョさんは翌日、再度トレースして走られたようだが、
私ももう一度おさらいの意味で走ってみたい(祝日の今日は仕事だった。)
一緒に走った皆さん、スタッフの皆さんありがとう。
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